朝鮮音楽の研究

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の音楽・軍歌・歌謡を翻訳。現在100曲収録を目指しています。開設:チュチェ104(2015)年4月23日 ※2016/8/22 コメント欄開放 姉妹サイト:http://www.geocities.jp/totalwar1939/

【徹底解剖】偉大な領導者金正日将軍様の服装

朝鮮音楽からちょっと脱線して、偉大な領導者金正日同志の服装について書いてみたい。長年の金正日研究が培ったノウハウをいかんなく発揮してご覧にいれる。

 

将軍様の服装は、大別して三つのタイプが見られた。では、それぞれ見ていこう。

 

 

①ジャンパータイプ

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将軍様といえばこれ、というくらい定番の服装である。

軍部隊をはじめとした現地指導だけでなく、外国訪問や賓客への応対など、様々な場面で目にすることができた。

テリー伊藤の『お笑い北朝鮮』では、東ドイツ空軍のパイロットジャンパーがモデルではないかとされていたが、どうだろうか。

下の開襟タイプや中山服とともに、朝鮮人民の人民服にもなっている。

このタイプは時期によってけっこう仕様が変わっている。

たとえば1980年代のそれは胸ポケットがなかったり、スラックスの仕立てがダブダブだったりする。

1990年代から生地が薄く仕立ても現代風になった。

 

ジャンパータイプいろいろ

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②開襟タイプ

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これもよく見られた服装であった。

工場などといった民需に関連する施設の訪問時に着用していたようだ。

ただあくまで目安であり、実際の境界はあいまいだ。

 

開襟タイプいろいろ

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③中山服タイプ

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若いころから見られた服装。

中山服は中国などアジアの共産圏指導者たちがよく来ているものである。

プーチン胡錦濤など、国家元首クラスの人物と会談するときによく着用していた。

ただし晩年には着用しなくなる。

 

 

④変わり種

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⑤番外 金日成バッジの着用

将軍様首領様バッジを着用していることがあった。

1980年代ごろまでは、党旗型バッジ(肖像は首領様の人民服姿)がよく見られた。

それ以降は背広姿の丸型バッジをつけるようになった。

しかし総書記就任後は外国の国家元首級と会談するとき以外は見られなくなる。

2006年ごろまではそうした姿が見られたが、晩年には全く着用しなくなったようだ。

 

 

以上。