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朝鮮音楽の研究

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の音楽・軍歌・歌謡を翻訳。現在100曲収録を目指しています。開設:チュチェ104(2015)年4月23日 ※2016/8/22 コメント欄開放 姉妹サイト:http://www.geocities.jp/totalwar1939/

【韓国】セマウルの歌(새마을 노래)【南朝鮮】

南朝鮮 朴正煕 1972年創作 解説付き

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南朝鮮(韓国)の『セマウルの歌』を訳してみた。

 

1972年創作。作詞作曲:朴正煕

 

夜明けの鐘がなったな 新たな朝が明けたな
きみも わたしも 起きて新しい村をつくろう
住みよい我らの村 我らの力で建設しよう

 

粗末な家をなくし 村の道をひろげ
みどりの庭をつくり まめに整えよう
住みよい我らの村 我らの力で建設しよう

 

互いに助け合い 汗を流し働いて
所得増大 力を尽くして 富者の村をつくろう
住みよい我らの村 我らの力で建設しよう

 

我らはみな力強く こぞって働いて
働きながらこぞって 新たな祖国をつくろう
住みよい我らの村 我らの力で建設しよう


새벽종이 울렸네 새 아침이 밝았네
너도나도 일어나 새마을을 가꾸세
살기좋은 내 마을 우리힘으로 만드세

 

초가집도 없애고 마을 길도 넓히고
푸른 동상 만드러 알뜰살뜰 다듬세
살기 좋은 내 마을 우리 힘으로 만드세

 

서로서로 도와서 땀 흘려서 일하고
소득 증대 힘써서 부자 마을 만드세.
살기 좋은 내 마을 우리 힘으로 만드세

 

우리 모두 굳세게 싸우면서 일하고
일하면서 싸워서 새조국을 만드세
살기 좋은 내 마을 우리 힘으로 만드세

 

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解説

朴正煕大統領の提唱した「セマウル運動」を盛り上げた、セマウル歌謡の代表作。

セマウル運動とは1970年代、いまだ発展途上国の水準にとどまっていた大韓民国の成長を促すべく提起された農村・社会革新運動である。大韓民国が現在の経済成長を遂げるための基礎となった事業のひとつであり、韓国史においても重要な出来事となっている。

米帝とカイライ政権の奴隷となり塗炭の苦しみにあえぐ南朝鮮人民のサイトを閲覧すると、ある一定以上の世代は誰もがこの歌を知っている、ということが書かれている。それだけセマウル運動が広く南朝鮮社会に浸透していたということでもある。 現在でも田舎に行くとたまに放送されているらしい。

『信念の指導者・朴正煕大統領』(金日成礼賛本の韓国版とでもいうべきものである)という本には、朴正煕がこの歌を創作した際のエピソードが書かれている。

しかし南朝鮮のサイトを見ると、ソウル音大出身の娘、パク・クンリョン(박근영)が作曲したことが、インタビューによって明らかになったということだ。

 

娘に作曲を任せるなんて、金日成同志や金正日同志が自ら創作なさった「不朽の古典的労作」と比べて手抜き工事ですね。