朝鮮音楽の研究

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の音楽・軍歌・歌謡を翻訳。現在300曲収録を目指しています。開設:チュチェ104(2015)年4月23日 ※2016/8/22 コメント欄開放 姉妹サイト:http://www.geocities.jp/totalwar1939/

三人寄れば金正日~普天堡電子楽団日本公演秘話~

さいきん、あまり曲の翻訳・解説などをできていないのですが、昨日、驚愕の事実が判明したので、みなさんにもお伝えしたいと思う。

わたくしごとであるが、わたしの祖父はある労働組合でとても重要な地位にあった人物で、若いころは労働運動の延長として社会主義思想を学んだこともあるようだ。(しかしイデオロギーには固執せずかなり柔軟に物事を考えられる人物で、とても誠実な人柄である)

そんな祖父が、普天堡電子楽団が来日したとき、労働団体の人士として携わり、普天堡の公演を観覧していたことがあきらかとなったのだ。

日本公演を観覧できた数少ない人物というだけではなく、セッティング役の一人ということで、懇談会の席に招かれたようだ。

その場で、当ブログにお越しの方ならご存知だろうが、共和国有数の作曲家であり、当時普天堡電子楽団副団長だったリ・ジョンオと歓談したというのだ。このことは、私が祖父に普天堡電子楽団第118集のジャケットを見せ「知ってる?」と聞いてみたところからわかった。

共和国の作曲家でも数少ない人民芸術家称号を得、さらには金日成賞まで授与された人物だが、彼の創作した作品のなかには名曲や知名度の高い曲が目白押しだ。

朝鮮音楽マニアであるわたしにとってはそれだけで垂涎なのだが、その興奮のなかで、さらにもうひとつ、とんでもない事実に直面したのである。

それは、リ・ジョンオにつながっているということは、とりもなおさず金正日という男につながっている、ということなのだ。

普天堡電子楽団金正日肝煎りの楽団であることは私も幾度か述べており、また日本公演に際しても歌手の誰がどの曲を歌うかといったことにもチェックを入れていたことが知られている。

当然リ・ジョンオは一流の音楽家として金正日直々に任命され、信頼を勝ち得たのであり、金正日とは幾度となく会っているに違いないのである。

私の祖父は、金正日とつながっている人物と歓談したという事実。

それはとりもなおさず、私-祖父-リ・ジョンオ-金正日と連綿とつながっていることを意味する。

三人経れば世界中の人とつながるというが、金正日大好き人間であるわたしにとって、この事実は表現しようのないほどの驚きであり、一瞬我を失い、それからとてつもない興奮と喜びとが沸き上がってきた。

考えれば、子どものころから金正日という人物にあこがれ、金正日という人物とともに育った私であった。こうしてあまりに微力ながらも共和国の文化芸術をお伝えする一助を担っていることへの褒章であろうか、とそのようなことを思っている次第である。

ちなみに祖父は公演を観覧しただけではなく、成田空港に到着した普天堡一行を迎えたり、また帰国の際に見送りにいったりしたようだ。わたしもリアルタイムで普天堡を見たかった...。