朝鮮音楽の研究

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の音楽・軍歌・歌謡を翻訳。現在100曲収録を目指しています。開設:チュチェ104(2015)年4月23日 ※2016/8/22 コメント欄開放 姉妹サイト:http://www.geocities.jp/totalwar1939/

論考

普天堡電子楽団の歴史

普天堡電子楽団は金正日総書記の手厚い後援のもと創設された楽団である。 金正日総書記は、その党歴を芸術部門の責任者から始めたことからもわかる通り、音楽をはじめとする芸術・文芸分野に大きな理解と関心を寄せた。 その一環として、総書記は現代科学技…

朝鮮民主主義人民共和国の音楽家①ポチョンボ電子楽団編

朝鮮民主主義人民共和国の音楽家について、当サイトで整理しておこうと思う。 そこで、まずは朝鮮を代表する楽団、普天堡電子楽団の歌手と作曲家について。なお随時加筆予定。 ・歌手 キム・グァンスク(金光淑、김광숙) 普天堡最古参の歌手。 1967年生まれ…

【光明星節】普天堡第15集の謎

光明星節だったので、金正日総書記が最も愛された曲『同志愛の歌』にまつわる謎に迫ってみたい。 同志愛の歌(普天堡電子楽団バージョン、4sharedに飛びます。) これは1991年発行の「普天堡電子楽団第15集・伴奏曲集3」からとってきた音源なのだが、この第1…

『金正恩将軍の歌』は今後創作されるか?

金正恩同志が金正日同志の後継として党と国家の首位に立たれて早4年。そして金正恩同志が後継者に推戴されてから6年が経った。 朝鮮民主主義人民共和国では「音楽政治」と評されるほど音楽と政治が密接な関係を持っており、発表される音楽の内容で政治情勢が…

作曲家・李冕相について

ショスタコーヴィチとともに。左端がリ・ミョンサン。 今日の朝鮮音楽界を形成するのに大きく貢献した作曲家・李冕相について、「カラスよ屍を見て啼くな」(長征社)などを頼りに書いてみたい。 彼は朝鮮解放以前から活動していた音楽家である。1908年、咸…

北朝鮮音楽史

・はじめに 北朝鮮の音楽史。それは朝鮮民主主義人民共和国という国家とともに歩んできた歴史である。 社会主義国である朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)において 音楽は思想・政治活動を高度に革命化・組織化するうえで最も有力な宣伝手段であると位置づけ…